検査の痛みを軽減-きつくない、痛くない、負担のない検査を行います。土曜日も検査可能。専門医が検査を実施-安心して検査を受けられます。

ピロリ菌をご存じですか？ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの原因となることが知られています。最近では、消化器の病気だけでなく胃MALTリンパ腫や特発性血小板減少性紫斑病といった血液の病気の原因となることがわかってきました。胃カメラをすることでピロリ菌に感染しているかどうかを判断できます。ピロリ菌に感染していることが判明しても、お薬を一週間内服し、高い確率で除菌することが可能です。ピロリ菌の早期発見・早期治療のために、お腹の症状がなくても、胃カメラを受けることをお勧めしています。

胃がんは早期発見・早期治療。胃がんの原因であるピロリ菌が積極的に除菌治療されるようになり緩やかに胃がんの患者数は減少傾向ですが、依然として罹患数は多く、様々な癌の中で男性で2位、女性では4位です。最近では、早期に発見された癌は内視鏡的粘膜下層剥離術という手法で胃を切除しない内視鏡による癌治療が可能となり、早期に病気を見つけることがより重要になってきています。

胃カメラ検査の流れ

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痛みのない胃カメラ・大腸カメラ

大腸・小腸の一部を検査。大腸は炎症（腸炎）、感染症、癌などその他の消化管と同様、多彩な病気が発生しやすい臓器です。その大腸を詳細に観察できる大腸カメラですが、検査に対して『きつい』『痛い』『恥ずかしい』という印象が、強いようです。当院ではお薬を用いることで寝ている間に大腸カメラを実施することが可能です。大腸カメラに対して苦手な印象があるために検査を受けることをためらっている方はご気軽にご相談ください。また、当院では検査当日の大腸ポリープ切除を行っております。

もっとも多い癌である大腸癌。大腸がんは食生活の欧米化に伴い、日本でも急激に増加しており、罹患数では様々な癌の中で第一位です。大腸癌はもともと良性のポリープですが、大きくなるにつれ癌化し、進行すると下血、弁が細くなるといった症状が現れますが、初期の段階ではほとんどの方で症状がありません。そのため、癌の治療には何より早期発見が大切です。早期発見であるほど治療が容易になります。症状がない方でも、一度検査を行いましょう。

腸管感染症｜消化管は感染症を起こしやすい臓器ですが、中でも大腸は好発部位です。代表的なものに病原性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ腸炎などがあります。いずれも、下痢・腹痛、ひどい時には下血などの症状が現れます。炎症性腸疾患｜自身の免疫が過剰に反応し、消化管を標的に攻撃してしまうのが炎症性腸疾患です。代表的な炎症性腸疾患には潰瘍性大腸炎とクローン病があります。ともに、20代から30代の若者に好発し、腹痛、下血、発熱などの症状を呈します。大腸カメラを行うことでそのような病気をお持ちでないか判断することが可能です。